高齢者の場合

高齢者が高次脳機能障害を負った場合、認知症等を併発することがあり、
時間が経過するにつれ、一般の高次脳機能障害による症状よりも重篤な
ものとなるケースが見られる。

よってこのような場合には、被害者に発生した障害と当該事故との因果関係が
問題となる(寄与度の問題)。

このような特殊性を踏まえ、平成19年報告書においては、「加齢による
症状の変化を勘案し、外傷治療終了後の合理的な期間内に症状固定として
取り扱うことが妥当」とし、「症状固定後一定期間が経過し、状態が
安定した時点の障害程度をもって障害固定とし、障害等級の認定を行う
ものとする。

その後、時間が経過する過程で症状が悪化した場合については、
交通事故による受傷が通常の加齢による変化を超えて悪化の原因に
なっていることが明白でない限り、上位への等級認定の対象とはしない
という取り扱いが合理的と思われる。」としている。




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