問題点

小児が高次脳機能障害を負った場合、

① 心身が未だ発達段階にあるため、その発達に伴い症状が変化する

② 脳に可塑性があることから回復の余地がある

③ 個々の症状が、周囲の環境の影響を受けやすい

④ 環境も家庭の養護のみであることが多いため、就学するなどして
ある程度社会的な環境下に置かれないと明らかにならない症状もある

などの特殊性があることから、脳室拡大等の器質的損傷の変化や、
リハビリによる回復の程度・限界から症状固定時期を判断するに際し、
これらの特殊性も考慮する必要がある。

このため、平成19年報告書においても、「事故による異常の有無や程度は、
ある程度被害者の成長を待たなければ判定できないことが多く、
将来成人後に、どの程度の能力低下が生ずるかは、成長過程を
観察しなければ判断が難しい」ことから、「小児では、本来は
乳児は幼稚園、幼児は就学時まで、等級評価を行わないことが
妥当と考える」とされている。




  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページトップへ

0120-949-753

このページの先頭へ