高次脳機能障害審査会への付議

自賠責保険の実務では、平成12年報告書を受けて、以下各条件の
いずれか一つにでも該当する事案を特定事案として取り扱い、専門医等に
よって構成される「高次脳機能障害審査会」に付議することとしている。

① 初診時に頭部外傷の診断があり、頭部外傷後の意識障害
(半昏睡~昏睡で開眼・応答しない状態:JCSが3桁、GCSが8点以下)が
少なくとも6時間以上、もしくは、健忘症あるいは軽度意識障害
(JCSが2桁~1桁、GCSが13~14点)が少なくとも
1週間以上続いた症例

② 経過の診断書または後遺障害診断書において、高次脳機能傷害、
脳挫傷(後遺症)、びまん性軸索損傷、びまん性脳損傷等の診断が
なされている症例

③ 経過の診断書または後遺障害診断書において、高次脳機能傷害を
示唆する具体的な症状(記憶・記銘力障害、失見当識、知能低下、
判断力低下、注意力低下、性格変化、易怒性、感情易変、多弁、攻撃性、
暴言・暴力、幼稚性、病的嫉妬、被害妄想、意欲低下)、あるいは失調性歩行、
痙性片麻痺など高次脳機能傷害に伴いやすい神経徴候が認められる症例、
さらには知能検査など各種神経心理学的検査が施行されている症例

④ 頭部画像上、初診時の脳外傷が明らかで、少なくとも3か月以内に
脳室拡大・脳萎縮が確認される症例

⑤ その他、脳外傷による高次脳機能傷害が疑われる症例




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