遂行機能障害症候群の行動評価(BADS;Behavioural Assessment of the Dysexecutive Syndrome)

日常生活上の遂行機能に関する問題点を検出しようとする生態学的妥当性を
意識した行動検査である。

カードや道具を使った下記6種類の下位検査と1つの質問紙から構成され、
各下位検査を0~4点で評価し、全体の評価は各下位検査の評価点の合計、
すなわち24点満点でプロフィール得点を算出することができる。

この検査で評価できる項目は、遂行機能の4つの要素である
①目標の設定、
②プランニング、
③計画の実行、
④効果的な行動

であり、日常生活上のルールを守り、課題(直面した問題)を解決する際に、
妥当な行動計画を立て、調整して実行する能力がどの程度あるのかを
評価している。

この検査は、様々な状況での問題解決能力を総合的に評価できる点に
特徴があり、患者の日常生活を妨げる遂行機能障害の要因を明らかに
することは、認知リハビリテーションの計画や実施などの対策を
考えていく上で有用な評価技法と考えられる。




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