急性期

脳挫傷や、脳内血腫、くも膜下出血などの所見があり、その周辺には脳浮腫が伴う。

脳が全体に腫脹している場合、脳室が小さくなったり、脳の表面の溝が
小さくなったりする。

これらの所見がある部位が脳損傷の部位であり、その部位の機能が
脱落した症状が出る。

例えば、言語野が傷ついている場合は失語症である。

急性期の初期1週間は、遅発性の脳内血腫や脳浮腫のために所見が
急激に変化することがある。

一般的な撮影方法は、水平断のことが多いが、頭部外傷で損傷されやすい
前頭葉底部や側頭葉底部の損傷は冠状態でないと分かりにくい。

また、画像の描出能力には限界があるため、何らかの損傷が認められた場合、
その周辺も傷ついていると想定することが適当である。

外傷直後の数時間はMRIよりCTスキャンの方がわかりやすいことが多いが、
一日経つとCTよりMRIの方が細かい病変を描出する。

超早期のMRIは分かりにくいが、数日経つと、出血はFLAIRで
高信号として描出され、脳浮腫はT2で高信号として描出される。

出血は数日経つとT1で高信号として描出される。拡散強調画像は、
頭部外傷後の脳浮腫の広がりを描出する。




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