大脳辺縁系のしくみ

大脳辺縁系は、帯状回、海馬傍回、海馬回鉤などの脳回や脳弓、
海馬傍回や海馬回鉤の内部に存在する海馬、扁桃体などの組織、乳頭体、
視床前核などを合わせて総称されるものである。

これらは、お互いに複雑な線維連絡で関係付けられ、情動行動や記憶などに
関する機能を果たしている。

代表的な線維連絡路は、感情発現に関与するといわれるパーペッツ回路
(海馬→脳弓→乳頭体→乳頭視床路→視床前核→帯状回→海馬の経路である。

大脳辺縁系の中心的構造は海馬であり、海馬の名称は、タツノオトシゴ
もしくはギリシャ神話の海神ポセイドンが乗っていた怪獣ヒッポカンパスの
胴体に付いている魚の尾の形に似ていることに由来する。

大脳辺縁系としては、扁桃体が、側頭葉内側前方部の海馬回鉤の直下に
存在するところ、これは自律神経の中枢と考えられる視床下核や視床下部と
線維連絡を持っているほか、嗅覚とも関連していて、嗅神経からの
刺激は扁桃体に至ることが知られている。




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