視床

視床は、眼の奥の方にある、卵形をした灰白質の塊であり、ここへは全身から
知覚の神経線維が集合し、次の知覚神経に接続する中継点となっている。

したがって、視床は、これらのニューロンの神経細胞が集合したものといえる。

嗅覚を除くすべての知覚の刺激は、これらの神経細胞から出た軸索(神経線維)を
経て、大脳皮質知覚領野や、視覚であれば後頭葉の有線野、聴覚であれば
側頭葉のヘシュル回溝へ配送される。

そして、視床の働きは、第1に、身体内あるいは外界のあらゆる視覚刺激の
情報を分析・認識して、知覚の機能局在にしたがって、大脳皮質のそれぞれの
知覚領野に配送することである。

また、共同運動(歩くときに足の動きに合わせて手を自然に交互に振るような、
ある運動をスムーズに行う働き)の中枢とも考えられ、更に、意識の
覚醒だけでなく、大脳皮質全体の活性化にも関与しているとされる。




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