裁判例④~⑥(口の障害)

裁判例④ 東京地判平成16年8月25日自保ジャーナル1603号
年齢: 44歳(事故時)
性別: 男子
職業: 技術職(設計業務)
傷害内容: 全身打撲、左上腕骨顆上骨折、第5腰椎圧迫骨折、顔面挫創、眼窩骨折等
自賠責等級: 併合10級(脊柱変形11級7号、歯牙障害11級4号、頸部痛14級10号、
左肘痛14級10号)【27%】
本判例認定喪失率: 5%
労働能力喪失期間: 5年
概要
本判例は、整形外科的な後遺障害について上記認定をし、歯牙障害については、
労働に対する具体的な影響は明確ではなく、原告の年齢、職業等に照らし、
その労働能力に影響を及ぼすものとは認めがたいとした。
なお、後遺障害慰謝料については、本件事故の態様や後遺障害の内容程度等諸般の
事情を考慮して700万円とした。

裁判例⑤ 東京地判平成17年12月21日自保ジャーナル1637号
年齢: 22歳(事故時)
性別: 男子
職業: 会社員(オペレーター)
傷害内容: 歯牙脱臼、歯根破折、歯槽骨骨折、全身打撲、下唇肥厚性瘢痕
自賠責等級: 併合11級(歯牙障害12級3号、外貌醜状12級13号)【20%】
本判例認定喪失率: 否定
労働能力喪失期間: 否定
概要
本判例は、原告が、後遺障害によって日常生活において不便を感じ、精神的な苦痛を
被っているということはできるものの、労働能力への直接的な影響を受けていると
まではいい難く、他に労働能力に直接的な影響を与えていることを認めるに足りる
証拠はないとして、逸失利益を認めなかった。
もっとも、後遺障害慰謝料の算定において、後遺障害が原告の労働意欲その他労働能力に
間接的に影響を及ぼしていることを考慮して630万円と認定した。

裁判例⑥ 大阪地判平成6年4月25日自保ジャーナル判例レポート118号No14
年齢: 5歳
性別: 男子
職業: -
傷害内容: 全身打撲、口腔内外傷、上顎前歯抜歯等
自賠責等級: 不明
本判例認定等級: 併合11級(外貌醜状12級13号、歯牙障害12級相当)【20%】
本判例認定喪失率: 10%
労働能力喪失期間: 49年間(稼働年齢18歳以降)
概要
本判例は、原告の外貌醜状や歯牙障害のほか、頭部醜状痕や構音障害について、
労働能力の喪失への影響が想定でき、将来の職業選択を狭めたり、収入を減じたりする
可能性もあるとして、等級よりも低い10%の労働能力喪失を認定した。




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