複視の症状を残すものとは

複視とは、右眼と左眼の網膜の対応点に外界の像が結像せずにずれているために、
物が二重に見える状態であり、麻痺した眼筋によって複視が生ずる方向が異なる。

「複視の症状を残すもの」とは、
 ①本人が複視のあることを自覚していること
 ②眼筋の麻痺等複視を残す明らかな原因が認められること
 ③ヘススクリーンテスト(指標を赤緑ガラスで見たときの片眼の赤像、
他眼の緑像から両眼の位置ずれを評価する検査方法)により患側の像が水平方向
または垂直方向の目盛りで5度以上離れた位置にあることが確認されることの
いずれにも該当するものをいう。

そして、「正面を見た場合に複視の症状を残すもの」とは、ヘススクリーンテスト
により正面視で複視が中心の位置にあることが確認されたものといい、
「正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの」とは、これ以外のものをいう。

なお、複視の原因である眼筋の麻痺等は、「眼球の著しい運動障害」である
注視野の減少の原因でもあり、「眼球の著しい運動障害」に該当する眼筋の麻痺等
がある場合には、通常複視も残すこととなる。

また、水晶体亜脱臼、眼内レンズ偏位などによって生じる単眼性複視については、
眼球の運動障害により生ずるものではないので、視力障害として評価されることとなる。




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