脊髄半側損傷時の障害

この場合も、損傷された脊髄のレベルにより運動麻痺のタイプが異なる。

第5頸髄より上部の損傷では、障害側と同側に痙性片麻痺
(一側の上・下肢に生じた運動麻痺)を呈する。

下部頸髄(第5~8頸髄)損傷でも同側の片麻痺が見られるが、上肢は弛緩性、
下肢は痙性麻痺を呈する点が異なる。

また、胸髄以下では、同側下肢の痙性単麻痺(両側上・下肢のうち一肢だけに
生じた運動麻痺)を呈する。

脊髄半側損傷時の特徴ある所見にブラウン=セカール症候群がある。
これは、病変側の当該脊髄髄節の全知覚脱失、病変より末梢側の深部知覚・
微細触覚障害及び運動麻痺、健側の当該脊髄髄節より末梢側の温痛覚脱失
という知覚解離と運動麻痺を呈する特徴的な症状である(馬場p150図19)。




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