裁判例⑲

裁判例⑲名古屋地判平成17年9月9日(交民38巻5号1234頁)
年齢: 10歳(事故時)
性別: 男子
傷害内容: 頭部外傷(頭蓋骨骨折等)
自賠責等級: 不明
被害者側の状況
学習障害、記銘力障害、性格変化等
中学卒業後上記判決日に至るまでオーストラリアでホームステイをして
学校に通っている
介護内容: 否定
認定された介護費用: 否定

【上記認定に至った理由】
裁判所は、原告に記銘力障害、学習障害などの後遺障害が認められると
した上で、証人の証言及び原告本人尋問の結果中に、随時付添、看視及び
声掛け等の介護の必要性をうかがわせる部分が存在するものの、原告が
日常生活を営む上で最低限度必要な活動は自ら行うことができ、中学卒業後、
現在に至るまで、オーストラリアでホームステイをして学校に通っており、
そこでの生活に適応して日々暮らしていることが認められるのであり、
他に原告の介護の必要性を認めるに足りる証拠もない以上、介護の必要性は
ないとした。

【本裁判例の特徴】
本裁判例は、原告が日常生活を営む上で最低限度必要な活動を自ら行うことが
できることを理由として将来介護を否定した。




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