裁判例⑱

裁判例⑱東京地判平成20年3月19日(自保ジャーナル第1738号)
年齢: 29歳(事故時)
性別: 女子
傷害内容: 頭部外傷、脳挫傷、外傷性脳出血等
自賠責等級: 高次脳機能障害5級2号と嗅覚障害12級との併合4級
被害者側の状況
記憶・学習・遂行機能障害著明、何を話していたか忘れてしまい
支離滅裂になる。
原告の両親や、同居人が付添看護を行っている。
介護内容: 随時の看視・声掛け
認定された介護費用: 近親者日額1000円

【上記認定に至った理由】
裁判所は、原告の状況について、日常生活で支障が生じていること及び
医師の所見から記銘力障害、学習障害が著明であり、社会生活が困難で
あること等を認定したが、原告は単独で外出ができること、基本的な
日常生活動作は自立していること、単身での生活も可能であったことから、
原告に求められる付添介護の内容については、随時の看視・声かけで
十分であり、常時原告がそれらを必要とするものではないとして、
将来介護費用を平均余命まで54年間日額1000円で算定した。

【本裁判例の特徴】
本裁判例は、症状固定後の原告の状態を時系列に沿って詳細に
認定した上で、随時看視を認めた。




  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページトップへ

0120-949-753

このページの先頭へ