裁判例⑯

裁判例⑯横浜地判平成19年3月29日(自保ジャーナル第1696号)
年齢: 19歳(事故時)
性別: 女子
傷害内容: 頭部外傷、骨盤骨骨折、全身打撲
自賠責等級: 高次脳機能障害5級2号
被害者側の状況
記憶障害、遂行機能障害、易怒性
原告は一人暮らしをしているが、原告の両親は原告に頻繁に連絡を取り、
生活状況の確認等を行っている。
介護内容: 随時の看視、声かけ
認定された介護費用: 近親者日額2000円

【上記認定に至った理由】
裁判所は、原告が大学の講義が実施される教室の場所が覚えられずに
度々遅刻をし、卒業が難しいことや通常の対人関係が保てなくなりつつ
あるといった事情を認定した上で、一応の日常生活動作は可能であるものの、
記憶障害、遂行機能障害、注意障害、判断力低下、対人技能拙劣等が見られ、
随時看視及び声かけを要する状態が生涯続くものと認められるとして、
対人関係の支障等から随時看視を認め、将来介護費用を近親者
日額2000円で算定した。

【本裁判例の特徴】
本裁判例は、原告が一人暮らしをしていても両親の指示や確認等が
なされているという状況や対人関係の支障等が生じていることを
理由として随時看視を認めている。




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