裁判例⑮

裁判例⑮東京地判平成19年3月26日(自保ジャーナル第1702号)
年齢: 57歳(事故時)
性別: 男子
傷害内容: 脳挫傷、頭蓋骨骨折、後頭部挫創、頸椎捻挫等
自賠責等級: 高次脳機能障害3級3号
被害者側の状況: 記憶障害、談話機能の低下、遂行機能の低下等
介護内容: 随時の監視、声かけ
認定された介護費用: 近親者日額3300円

【上記認定に至った理由】
裁判所は、原告の日常生活動作は自立しており、生活行動は外出につき援助が
必要なものの、買物については自立しており、基本動作もおおむね問題が
ないとし、また、脳の損傷の結果、短期記憶が低下するなど、
持続力・集中力や社会行動能力の欠如又は著しい低下がみられるものの、
意思疎通能力や問題解決能力についてはおおむね自立し又は援助があれば
可能な状態にあることから、監視や声かけなどの必要はあるとしても、
常時介護する必要まではないというべきであるとして近親者日額
3300円で算定した。

【本裁判例の特徴】
本裁判例は、おおむね自立していること等を理由に、常時介護の
必要性を否定したものの、外出には援助が必要であることや社会行動能力の
欠如等から随時看視を認めている。




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