ホステス

裁判例①
名古屋地裁平成20年2月13日判決(交民集41巻1号176頁)
症状固定時の年齢 29歳
事故当時の職業 ホステス
醜状の内容(醜状部分の後遺障害等級) 左顔面瘢痕(7級12号)
他の後遺症・これを含めた後遺障障害等級 頭部外傷後の症状(9級10号)を含め、併合6級
比較基準喪失率 ※1 67%
喪失率・期間 当初10年間は67%
以降67歳まで56%
同等級の一般的な後遺障害慰謝料 ※2 1180万円
後遺障害慰謝料 1050万円
特徴 67歳まで同じ程度に労働能力の喪失が継続するとは考えにくいと判示し、
11年目以降は制限して逸失利益を肯定している。

※1 本章で述べる「比較基準喪失率」とは、各裁判例の当該後遺障害等級
(併合の場合は併合された後の等級)に対応した、「自動車損害賠償責任保険の保険金等及び
自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準」(平成13年金融庁国土交通省告示第1号)の
別表に記載された労働能力喪失率をいう。

※2 本章で述べる「同等級の一般的な後遺障害慰謝料」とは、判決が言い渡された年に
刊行された「赤い本」に記載の後遺障害慰謝料額である。

裁判例②
名古屋地裁平成21年8月28日判決(自保ジャーナル1814号)
症状固定時の年齢 22歳
事故当時の職業 ホステス
醜状の内容(醜状部分の後遺障害等級) 左右の瞼からおでこにかけて15cm×4cm、
左頬に8cm×3cm、鼻の下に2cm×2cm、顎に1cm×1cmの
瘢痕ケロイド拘縮(7級12号)
比較基準喪失率 56%
喪失率・期間 当初13年間は56%
以降67歳まで25%
同等級の一般的な後遺障害慰謝料 1000万円
後遺障害慰謝料 940万円
特徴 ホステスの職業が、容貌が非常に重要な意味を持つとした上、上記後遺障害では
同職業を継続することが客観的に困難であると認定。
その上で、事故が無ければ少なくとも35歳までホステスとして稼働するであろうと考え、
事務員転職後半分以下の収入になっていることや、契約社員で安定した就労状態では
いい難いことを考慮し、35歳までの13年間は事故当時の収入を基礎に56%の喪失率を認定。
その後67歳までは、選択し得る職業の制限や、就労意欲等に影響を与えたりする
可能性を考慮し女子の平均年収を基礎に25%の喪失率を認定。




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