【その他労働能力の喪失が認められた事例】

東京地判平成21年2月26日 自保1792号
年齢 41歳(事故時)
性別 男子
職業 工員
傷病名 右大腿骨骨折、右ひざ関節内骨折等
自賠責認定等級
併合4級(8級右下肢短縮、8級右足用廃、9級右全足指用廃、12級右ひざ関節機能障害、1
2級右下腿瘢痕等)[92%]
本判決認定喪失率 80%

概要
右足の後遺障害による歩行困難等により、仕事内容や職場条件に制約があることから
就職先が見つかっておらず、能動能力の制限は大きいとしつつ、上記等級は併合の結果であって、
個別の部位ごとに見ると、最も程度が重いのは右下肢の短縮及び右足部の拳上不可であるとして、
上記喪失率を認定した。

千葉地判平成19年8月31日 交民集40-4-1137
     
年齢 32歳(症状固定時)
性別 男子
職業 会社員
傷病名 左大腿骨開放骨折、左足関節外果骨折等
自賠責認定等級 併合6級(8級ひざ関節用廃、8級短縮障害、14級下肢醜状痕)[67%]
本判決認定喪失率 遁減法(10年67%、10年56%、15年45%)

概要
就労には困難を伴うものの、仕事がデスクワーク中心であること、車いすを利用しての作業は
可能なこと、現在具体的に就労制限が付されているとはいえないこと等から、将来的に業務に
適応可能だとして、上記喪失率を認定した。

東京地判平成10年7月10日 交民集31-4-1070
年齢 50歳(症状固定時)
性別 男子
職業 タクシー運転手
傷病名 びまん性脳損傷、外傷性くも膜下出血、両側脛腓骨骨折等
自賠責認定等級 不明
本判決認定喪失率 65%

概要
視力低下(9級)及び眼球の調節機能障害(12級)の併合8級、下肢短縮(13級)、
神経症状(12級、14級)を認定し、全体で併合7級相当と認定したうえで、

①機能的には左目を使ってものを見ることができないこと、

②足についても杖を使ってようやく歩行できる程度であり、リハビリに長期間要し、
その後も相当限定的な内容の仕事しかできないと推認されること、

③タクシー運転手としての原告の職業を考慮し、上記喪失率を認定した。




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