胸郭出口症候群の誘発テスト

胸郭出口症候群とは腕神経叢と鎖骨下動脈及び鎖骨下静脈が胸郭出口付近で頚肋、鎖骨、
第一肋骨等や前斜角筋、中斜角筋、小胸筋等が圧迫・牽引されることで起きる症状の
総称である。これを誘発して存否を調べるテストには以下のものがある。

① アドソンテスト(Adson test)
患側に頭部を回旋させたあと、顎を上げて深呼吸を行わせ、橈骨動脈の拍動をみる。
患側の橈骨動脈の脈拍が減弱ないし消失した場合は陽性である。

②ライトテスト(Wright test)
座位で、両上肢を外転、外旋させ、橈骨動脈の拍動をみる。
患側の橈骨動脈の脈拍が減弱ないし消失した場合は陽性である。

③エデンテスト(Eden test)
胸を張り、両肩を後下方に引くことによって行う。
橈骨動脈の拍動が減弱ないし消失した場合は陽性である。

④モーレーテスト(Morley test)
鎖骨上窩(肩甲鎖骨三角)で腕神経叢を指で圧迫する。
圧痛、上肢・前胸部への放散痛が生じれば陽性である。

⑤ルーステスト(Roos test)
肩外転・外旋、肘屈曲位の姿勢で手指の屈伸を3分間行わせる。
手指のしびれ、前腕のだるさにより、手指の屈伸を3分間継続することが
できなければ陽性である。




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