【裁判例⑤】

【裁判例⑤】神戸地判平14年2月7日(交民35・1・221)
争点 てんかんと死亡との因果関係
結論 肯定
年齢 事故時24歳(1年2ヶ月後死亡)
性別 男性
職業 会社員

【理由】
被害者の直接の死因が、急性循環不全であることには当事者間で争いがないが、
急性循環不全の原因はてんかん発作による可能性が一番高いこと、被害者が本件事故後
死亡時までにてんかん発作を起こしていたことなどから急性循環不全がてんかん発作に
より発症したと認定した。

また、解剖所見として陳旧性頭蓋内損傷があること、交通事故の他に頭蓋内損傷をお
こしうる外因の既往がないこと、てんかん発作を起こしうる原因疾患の既往歴や解剖上の
所見がないことから、てんかん発作は交通事故による頭蓋内損傷の後遺症による
外傷性てんかんが原因であると認定した。

以上より、死因は、交通事故によって生じた頭蓋内損傷の後遺症による外傷性てんかんを
間接死因とする急性循環不全であるとし、死亡と本件交通事故との間の因果関係を肯定した。




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