症状固定後(将来)の治療費、リハビリ費用について

症状固定後あるいは将来の治療費・リハビリ費用については、「一般的には
否定的に解される場合が多いであろうが、その支出が相当なときは認められよう。
リハビリテーションの費用は症状の内容、程度による。」
(赤い本、上巻〔2009年版〕5頁)とされている。

青い本(〔21訂版〕4頁)には「原則として賠償対象としては認められない。
症状固定状態とは、治療しても症状が改善しない状態のことであり、従って、
症状固定後に治療しても、いわば無駄な費用の支出になるから、加害者に
負担させるのは不相当ということになるからである。」「しかし、症状固定後でも
症状の内容、程度、治療の内容により、症状の悪化を防ぐなどの必要があれば、
将来治療費として損害認定することになる。」とある。

脊髄損傷のように重度後遺障害の場合には、生命の維持あるいは症状の
悪化防止のために将来も治療費・リハビリ費用の支出を余儀なくされる
場合があるから、その場合には損害として認められやすい。




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